
中古住宅の内見では、きれいな内装や間取りだけでなく、購入後の修繕につながる部分も確認しましょう。
室内は「上・下・奥」を見る

上を見る
天井・窓の上
↓
雨漏り跡や変色を確認
下を見る
床・巾木・収納の底
↓
傾き・腐食・水染みを確認
奥を見る
収納・シンクの下
↓
カビ・臭い・配管を確認
室内チェックリスト
□ 天井や壁に染みがないか
□ 窓まわりに結露やカビがないか
□ 床に沈みや傾きを感じないか
□ 水の流れや水圧に問題がないか
□ 収納に湿気や臭いがないか
□ コンセントの位置と数は足りるか
蛇口や収納扉は、許可を得て実際に動かしてみると分かりやすくなります。
建物の外側も忘れずに

戸建ての場合
屋根・外壁・基礎
雨どい・排水
土地の境界
小さなひび割れがすべて重大な問題とは限りません。場所・幅・長さを写真に残し、専門家へ確認しましょう。
マンションの場合
エントランス
郵便受け
駐輪場
掲示板
ごみ置き場
共用部分には、建物の管理状況が表れます。
室内がリフォーム済みでも、共用部分の劣化や管理状況は別に確認する必要があります。
写真だけでは分からないこと
見る 傷・染み・管理状態
聞く 音・設備・修繕履歴
嗅ぐ カビ・排水・たばこ
歩く 床の傾き・周辺環境
内見中は静かにする時間をつくり、道路・電車・隣室などの音も確認してみましょう。
昼と夜で印象が変わる
昼 日当たり・交通量・周辺施設
夜 街灯・騒音・帰宅経路
物件そのものが気に入っても、周辺環境が生活に合わないことがあります。可能であれば、曜日や時間を変えて歩いてみましょう。
不具合が心配なときは
内見は購入判断のための確認であり、建物の専門調査ではありません。
必要に応じて、建築士による**建物状況調査(インスペクション)**も検討できます。国の制度上の調査は、所定の講習を修了した建築士が、構造上重要な部分や雨水の浸入を防ぐ部分などを確認します。国土交通省「建物状況調査の活用について」
ただし、インスペクションですべての不具合が分かるとは限りません。調査範囲や確認できない場所も、依頼前に確認しましょう。
内見に持っていくもの
□ スマートフォン
□ メジャー
□ 間取り図
□ 筆記用具
□ チェックリスト
□ 家具・家電の寸法メモ
撮影前には、売主や担当者へ確認しておくと安心です。
まとめ
室内だけで決めない
建物全体を見る
管理状態を見る
周辺環境も歩いて確認する
気になる点はその場で判断せず、写真と質問を残してから整理しましょう。




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