
中古住宅は、物件価格が予算内でも、リフォームを加えると総額が大きく変わります。
購入を決める前に、工事の範囲と優先順位を整理しましょう。
予算は4つに分ける

物件価格
+
リフォーム費用
+
購入時の諸費用
+
予備費
工事の見積額だけが、リフォームの総費用とは限りません。
設計料、処分費、仮住まい、引っ越し、追加工事などが必要になる場合もあります。
工事の優先順位

先に考える部分
雨漏り
構造部分
配管・電気
防水・断熱
生活の安全や建物の維持に関わる工事は、優先度が高くなります。
次に考える部分
キッチン
浴室・トイレ
給湯器
窓・収納
古い設備でも、すぐに交換が必要とは限りません。年式・状態・修理履歴を確認しましょう。
あとから変更しやすい部分
壁紙
床の色
照明
棚・インテリア
見た目の工事を少し後回しにすると、予算を調整しやすくなります。
工事できない場合もあります
マンションでは、管理規約によって工事内容や使用できる床材、工事時間などが決められている場合があります。
戸建てでも、構造上取り外せない壁や、法令・敷地条件によって変更しにくい部分があります。
「こうしたい」
↓
実際に工事できるか確認
↓
見積もりを取る
物件を見ずに出した概算は要注意
同じ広さでも、建物の状態によって工事費は変わります。
表面から分かる工事
壁紙・床・設備交換
解体後に分かる工事
下地・配管・腐食・漏水
現地を十分に確認せず作られた見積もりは、工事開始後の追加費用につながることがあります。見積書では「一式」という項目だけでなく、工事範囲・材料・数量も確認しましょう。
国土交通省が案内する相談制度でも、不明瞭な項目や追加費用について確認できます。国土交通省「リフォーム見積相談制度」
住宅ローンの前に相談する
中古住宅の購入費とリフォーム費をまとめて借りられる商品もありますが、金融機関によって条件が異なります。
物件を契約
↓
リフォーム費が足りない
とならないよう、購入申し込みの前に金融機関へ相談しておくことが大切です。住宅金融普及協会「中古住宅購入+リフォームの住宅ローン手続き」
購入前チェックリスト
□ 修繕履歴を確認した
□ 希望工事の優先順位を決めた
□ 工事可能な範囲を確認した
□ 現地を見た見積もりを取った
□ 追加工事の予備費を残した
□ ローンの対象範囲を確認した
まとめ
安い物件を探す
ではなく
購入後の総額で比較する
物件価格とリフォーム費用は、別々に考えず、一つの予算として確認しましょう。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!




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