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重要事項説明書はどこを見る?見落としたくない6つの項目

重要事項説明書は、物件の状態や法的な制限、取引条件を確認するための書類です。

難しい言葉を覚えるより、購入後の暮らしにどう影響するかを確認しましょう。

売買契約書との違い

重要事項説明書
物件の権利・制限・リスクを確認

売買契約書
売主と買主の約束を確認

重要事項説明は、売買契約を結ぶか判断できるよう、契約前に宅地建物取引士が行います。不動産適正取引推進機構「重要事項説明」

まず見る6項目

1.所有者と抵当権

誰が所有している?
住宅ローンの担保は残っている?
引き渡しまでに抹消される?

登記上の所有者と売主が同じかを確認します。

抵当権があること自体は珍しくありません。大切なのは、残代金決済時に抹消できる手順になっているかです。

2.道路と土地の境界

道路にどう接している?
私道の負担はある?
境界標は確認できる?

同じように見える土地でも、接道状況や私道負担によって、建て替えや将来の売却に影響することがあります。

境界については「確定済み」なのか、「売主が確認している範囲」なのかも聞いてみましょう。

3.建築の制限

建て替えできる?
希望する大きさで建てられる?
増築・用途変更に制限はない?

現在建っている建物と、将来建てられる建物が同じとは限りません。

建ぺい率・容積率・高さ制限・セットバックなどを確認します。

4.水道・下水・ガス

敷地まで引き込まれている?
配管は誰のもの?
交換費用が必要にならない?

「前面道路に水道管がある」ことと、「敷地内ですぐ使える」ことは別です。

古い配管や私設管では、将来の交換・承諾・費用負担も確認しておきましょう。

5.災害リスク

洪水・内水・高潮
土砂災害
津波
避難場所・避難経路

重要事項説明では、水防法に基づく水害ハザードマップを提示し、物件のおおむねの位置を示すこととされています。国土交通省「水害リスク情報の重要事項説明」

ただし、色が付いていない場所が「絶対に安全」という意味ではありません。自治体の複数の防災情報も確認しましょう。

6.お金と契約解除

手付金
固定資産税等の精算
管理費・修繕積立金
ローン特約
手付解除・違約金

金額だけでなく、支払日・解除期限・返還条件まで確認します。

見た目が同じでも条件は違います

戸建て
道路・境界・再建築の条件

マンション
管理費・修繕積立金・修繕計画

周辺環境
災害リスク・避難経路

室内がきれいでも、建物全体の管理状態や土地の条件は別に確認する必要があります。

マンションはここも確認

□ 管理費と修繕積立金
□ 滞納金の有無
□ 長期修繕計画
□ 大規模修繕の予定
□ 駐車場・駐輪場の利用条件
□ ペット・リフォームなどの規約

修繕積立金が安いことが、必ずしも安心とは限りません。

将来の工事予定、積立状況、値上げの検討状況も合わせて確認しましょう。

説明当日に初めて読まない

事前に書類を受け取る
    ↓
疑問点に印を付ける
    ↓
説明時に質問する
    ↓
納得してから契約する

契約日と重要事項説明が同じ日は、確認時間が短くなりがちです。

可能であれば事前に書類を受け取り、登記・図面・管理資料などの添付資料にも目を通しましょう。

オンラインや電子書面の場合も、保存方法と後日確認できる環境を確かめておくことが大切です。国土交通省「IT重要事項説明・書面の電子化」

まとめ

説明を聞いた
   ではなく
内容を理解して判断できたか

分からない部分を残したまま契約せず、「この項目は購入後に何へ影響しますか?」と質問してみましょう。

では、また次の記事でお会いしましょう!

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